田中がヤンキースを選んだ本当の理由とは?

楽天の田中がついに移籍先を決めましたね。
移籍先はもう御存知の通りヤンキースです。

7年総額160億というとんでもない額ですね。
これは日本人では過去最高です。


さて、田中がヤンキースに移籍先を決めた理由はどこにあるのか。
もちろん、ヤンキースがメジャーで一番実績があるチームというのもあります。

日本で言うと巨人みたいなもんですからね。


多くの専門家が気候が穏やかで日本人も多い
ドジャースのほうがヤンキースよりいいんじゃないかと言われていますが、
それでも田中がヤンキースを選んだ本当の理由は
ヤンキースドジャースのチーム事情がかなり大きいと思います。


まず、現在のドジャースですが、実は先発陣がめちゃくちゃすごいです。
日本で言う沢村賞と同じ一番優秀な投手がもらう
サイヤング賞というのがあるんですが、
それをもらった選手がドジャースには3人もいます。


さらにドジャースの先発投手をみてみると・・・

・カーショー 防御率1.83 16勝9敗
・グリンキー 防御率2.63 15勝4敗
・柳賢振   防御率3    14勝8敗
・ノラスコ  防御率3.70 13勝11敗

このようにかなり充実しています。
ここに田中が入ると、おそらく4番手か5番手と
あまり扱いは良くないかもしれません。


ところがヤンキースは・・・

・黒田    防御率3.31 11勝13敗
ペティット 防御率3.39 11勝11敗
・サバシア  防御率4.78 14勝13敗

とかなり先発投手陣が寂しいことになっています。
勝ち越している投手がいても防御率4点台とか
ドジャースなら間違いなくファーム行きレベルです。


ここでなら田中は1番手の投手になることも可能です。
下手すりゃ開幕投手も全然ありえます。


やはりメジャーで出番たくさんもらって活躍したいという
気持ちが田中もかなり強いと思いますので、
それで自分が一番出場機会が得られそうなヤンキースを選んだと思います。


あとは、実際どれくらい活躍できるのか。
田中のデビューが待ち遠しいですね。